プログラミングで株価データを分析する

2023年5月17日

株式市場にはセルインメイとかサンタクロースラリーとか掉尾(とうび)の一振とか、いろいろなアノマリーがありますが、実際に令和の時代に当てはまっているのか疑問に思っています。ぜひ確認したい。

自分は仕事でプログラミングを使うので、その応用でPythonを使った株価の分析方法を調べて見ました。ブログに記録するので参考にしてください。

Google Colab

Google ColabはGoogleが提供するいわゆるJupter NotebookのようなPythonの開発環境です。結構な計算量がある割に無料で利用することができます。

Googleのアカウントを持っている人はこちらのアドレスを開いて見てください。

とりあえず「ようこそ」ページを開いてファイルメニューから新規作成を選んでください。空白のページが表示されます。

最初のブロックに次のコードを貼り付けてください。このコードは必要なツールをインストールしています。

import matplotlib.pyplot as plt 
%matplotlib inline
from pandas_datareader import data  as pdr
import datetime
import yfinance as yf 
yf.pdr_override() 

上記コードの"matplotlib"はグラフ関係のツールです。"pandas_datareader"は株価データをダウンロードするためのツール。"yf"はヤフーファイナンスのツールです。

次のブロックに下のコードを貼り付けてください。

Adj1306 = pdr.get_data_yahoo('1306.T',  datetime.datetime(2022,1,1), datetime.date.today() ).loc[:,'Adj Close']

上のブロックではYahooファイナンスから東証の1306(TOPIX)の2022年1月1日から今日までのデータをダウンロードしてAdj Closeの値をAdj1306 に代入しています。

次のブロックには次のコードを貼り付けます。

Adj1306.plot()

上のコードでTOPIXの2022年1月から今日までのグラフを表示します。

この記事ではダウンロードしたデータをそのまま表示しましたが、adj1306のデータをいじっていろいろと分析することもできます。

とりあえずこの記事ではここまで。データの分析は他の記事で紹介します。